MITA通信

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子どもたちが自ら体験して学ぶ曇川ビオトープ公園 神野小学校(3年生)環境体験活動

2021.9.21

                          令和3年9月21日(火曜日)9時40分~12時00分

 環境学習の一環として神野小学校の3年生が曇川ビオトープ公園で水生生物の観察と草を使い遊びました。

 神野町内会の石見会長からは、ビオトープで沢山遊んで自然と触れ合ってくださいと話されました。大自然のミニュチュア版の様に、山奥でなく身近なところで水に親しめるのがビオトープです。

 水の中で描かれるのは、小さな生き物の神秘の生態系。生き物の目線に合わすと意外な世界が見えたりもします。環境の中で生き物を表現するビオトープは様々の制約の中でもその関係性を楽しめます。簡単に表現できる世界観の1つが小川(水路)です。小川は、生態系を楽しめる小さなステージですね。

 明石のはらくらぶの田中さんがシマヘビを持ってきておられたんです。🐍:びっくり。
 直接、皮膚(鱗みたいな)を触りました。初めての感触でした。次は青大将でも触れるかななんて。
 生き物を捕まえ観察することは、自然を理解するうえで重要な体験であると考えます。
 神野小学校の近くで、これだけの豊かな生態系を守りつつ、それでいて来園者にとっても魅力的な空間・体験でなければ公園としては意味がない。いつでも自然と触れ合えるこんな公園環境の裏には、それを維持してくれている方々がいることに感謝しようね。また、楽しみながら環境を守ることの大切さも学ぼうね。

 この公園にはくぬぎの木があるんですね。珍しい。大概、公園ってくすのきが多いのにね。これから10月。どんぐりがドンドン落ちてきます。
 どんぐりで遊んでも良いよ。くぬぎ(これが一番多いかな)、アベマキ(どんぐりと間違うぐらいの形)、マテバシイ(細長く尖がっている)など、昔の子どもは自然を感じながら遊んでたんですね。(すみません。若いので。)
 今回は、アカメガシワの葉っぱで遊んで、花かごづくりをしました。葉っぱ折り紙もできる葉なんですよ。

 子供たちの感想として「楽しかった。」「花かごが作れてよかった。」「蛇を飼いたい。」など、個性的な感想も含め有意義な一日となりました。

【参考】
・加古川市立神野小学校は、創立149年目の加古川市で一番創立が古い小学校。来年は節目の150年ですね。
・「ビオトープ」という名前はギリシャ語の「Bios(生き物)」と「To Pos(場所)」を組み合わせて作られたドイツ
 語「Bio Topos」より、「自然の状態で多様な動植物が生息する環境空間」を意味しています。

                                         東播磨県民局:福田

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