犬立池(いぬたていけ)

犬立池(いぬたていけ)
犬立池の誕生
犬立池の誕生は今から約450年前の1580年頃と言われています。
志方誌によると応永26
年(1419年)姫路藩家中の士が藩命を帯びて、この地を巡視した時に開墾に適した原野がそのままになっていたので、武士をやめてこの地で開墾を始め、用水確保のために犬立池をはじめ、辻堂池、片山池、を造ったとされています。その後、開墾が広がり、奥の池、上の池などが造られたと記されています。
昔の生活の記録を今に残す「洗い場」
そのむかし、ため池の水は生活に欠かせないもので、洗い場と呼ばれるものが点在していました。犬立池には大小2つの洗い場があり、水上の大きな方は衣類の洗濯、水下の小さいものはおむつなどの洗濯に使用していました。2007年から行われた提体の改修工事で解体されたが、かつての生活の場としての記憶残すため、2008年12月にその一部を復元しました。
自然環境
自然豊かなため池でため池一面にハスが群生している。かつては、子供たちがため池で泳いで遊び、ハスの実を取って食べていたことも。
見どころ
ため池の一面にハスが群生しており、夏にはハスの花が見ごろを迎える。冬はレンコン堀りが楽しめる。
楽しみ方
犬立池の堤防の上には遊歩道が設置されており、散歩やランニング等周回することができる。
イベント
冬場に池の水を抜いて、レンコン堀イベントを開催。知る人ぞ知る人気ベントで、苦労して掘り上げたレンコンは最高。