稗沢池(ひえざわいけ)

稗沢池(ひえざわいけ)
特徴
国道二号線沿いのため池で堤みを挟んで二つの池から成っていて、堤みの中ほどに「弁天さま」と呼ばれる小さな古墳があります。近くに幣塚古墳もあり古墳時代の名残がうかがえる場所です。また、住宅街の中にありますが鳥や植物などが多くみられ自然環境の豊かなため池です。
自然環境
オニバスが生息しており、夏には開花するので遠くからも花を見るために訪れる人も多く、それ以外の水生植物も多くみられます。
歴史・文化等
堤は古代(奈良~平安)の山陽道の道路痕跡であると考えられ、古代の山陽道は唯一の「大路」である幹線道路でした。中央政府の指揮下で作られた計画的な道路で直線的であることが特徴です。2001年にため池東側の休耕田から道路遺構が発掘されました。