MITA通信

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沢池小学校3年生。これぞ環境学習。校外学習で「ゴミ拾い」の児童も・ 黒星池周辺に生息する植物や野鳥観察にて!

2022.1.17

                              令和4年1月17日(月曜日)10時~12時

 明石市立沢池小学校3年生(68人)による、校外学習が行われました。
 この日は、阪神淡路大震災から27年となる1月17日。沢池小学校でも環境体験と避難訓練が行われました
 震災を経験していない児童たちですが、実際に経験した方たちからの想いを、次の世代につないでいく事が大事な日です。

 沢池小3年 学年だより(わかば)では環境体験(野々池)となっていましたが、主に隣の黒星池(※1)周辺で野鳥を観察し、また冬の植物を観察しました。
 野鳥観察では、まず目をつぶり両手を耳に当て、五感(※2)で自然を感じる事から始まりました。感覚全体で感じることが大事だと解ってても、何気なく生活していましたね。これは新鮮でした。なるほど!
 児童たちは、観察した問いに、「色は茶色だった」「鳥が飛ぶ姿が見れた」「去年より飛んでないです」と発表。・・そのうち鳥の名前も覚えていくかな・・講師の方の発表では、19種類もいたそうです。
 黒星池で目立ったのは、カルガモ(テレビでカルガモ親子で有名)、オオバン(黒白のツートンカラーで解り易かったですね)、ハシビロガモ(注意してみると、くちばしに特徴が。これは初めてでした。感動)、遠くにはコウノトリも舞ってました。
 植物も、この寒空の中、じっくり観察するとソメイヨシノが芽吹いていました。春が近づいて来ています。
 沢池小学校の学校教育目標の「考える子」 として、「自分の意見をもって、自分以外の考え方のよさに気づき大切にできる子」とありますが、なんと、植物観察の最中にごみを拾う子がいました。これには、心が暖まり、こちらまで嬉しくなりました。
 校外学習で野鳥も植物も観て、なおかつ清掃もすれば立派な環境学習でした。

                                    東播磨県民局:福田、ITM:髙見

 

(※1) 黒星池とは、オニビシと言う果実がありそのオニビシが黒くなって星の形のように見えたと言うことで、黒星池と名付けられたようです。
(※2) 五感とは、見て、聴いて、触って、味わい、臭いをかぐ。
  (視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚。)

【参考】
東播磨県民局から、ため池探検ノートを、ため池学習のため事前配布しています。(非常に解り易くコンパクトにまとめられています。生物名の写真下に四角:□があるから確認したら☑チェックしてね。)

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