MITA通信

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アテンションプリーズ ‼ 喜瀬川の危機 ⁉ ナガエツルノゲイトウ駆除調査

2021.7.21

令和3年7月21日()13時30分~16時20分

 さる7月9日、ナガエツルノゲイトウ対策連絡会が開催され、加古川土木事務所河川砂防課(尾木さん)の報告、播磨町地域振興チーム(堀江リーダー)からの追加報告などもあり、喜瀬川の城橋上流右岸に関係各位が集合し。緊急対応について現場調査を行いました。
 東播磨県民局加古川土木事務所河川砂防課の角谷課長と中村主査が、エコロジー研究所丸井代表に、緊急対策として漂着のみを撤去していき、1日当たり3人は必要ではないか。1ヶ月に3回程の作業必要等の参考意見を確認されました。緊急対応業者の方2名も作業方法確認の為参加。
 兵庫・水辺ネットワ-ク碓井先生からは、ススキ・ヨモギの違いに気をつけてとか、すでに打込んでいるピンクのリボンの上部には、水が来ていないので探す必要は無く、その下に重点を置き作業していくなどの注意点を教えて貰いました。
 東播磨地域だけの発生状況では無くなってきているため、兵庫県遠藤環境部長も参加し、専門員に分布状況等確認されていました。
 播磨町からは、住民グループの堀江リーダー、土木グループ(北山さん、灘さん)も現状確認を行い、地域の農業水利役員の方3名にも連絡をされました。
 水利の役員の方によると、喜瀬川である程度の大水が出ると転倒井堰が反応して転倒するため、ナガエは本流に流れるだろうし、井堰手前の取水口から水を引くため大丈夫とは思うが、注意して水田を診ていきますとおっしゃられていました。碓井先生からは、田んぼの入り口ではなく、漂流して奥に突き当たるから気をつけて欲しいと話されていました。地元の水利役員の方々も播磨町役場からの要請にしっかり危機意識を持って帰られました。

喜瀬川の緑道は洪水を防ぐ治水のみでなく、緑道を散策できる親水空間として兵庫県が整備されています。ため池のクリーンキャンペーンでも多くの方々が参加されて活動が大変活発です。もし、清掃などの応援要請がお目に留まれば、ご協力下さる様お願いします。

【追伸】
播磨町堀江リーダーからは、この近くの狐狸ヶ池に睡蓮が大発生して困っていると、碓井先生に現場確認をお願いされていました。レンコンの蓮では無く、睡蓮は繁殖力が強く、在来種の生態系に悪影響を及ぼすことから、環境省重点対策外来種にも指定されているとのこと。

※表題のアテンションプリーズとは、注目してくださいという意味です。昔ドラマの題名にもなっていました。私は范文雀が好きでした。解かるかなぁ~。解らないだろうなぁ~。

 

いなみ野ため池ミュージアム運営協議会より

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