MITA通信

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「たんけんたい~大久保の自然を見つけよう~」大久保南小学校(3年生)環境学習

2021.7.1

令和3年7月1日(木)8時50分~12時00分

≪生きる力を育み 心の故郷になる 教育の実践を学校教育目標≫

 明石市立大久保南小学校で、環境学習が行われました。今年度の総合的な学習の時間(アトムの時間)として、身近な自然について調べ、目を向けていくこと、そして身近な自然に親しむことで、植物や昆虫、野鳥を中心に学習を進めていく一環です。主に皿池に行ってゲストティーチャーにため池のもつ役割や、ため池に生息する生き物を教えてもらい、調べたことや知ったことをまとめる学習をする予定で、校区にある皿池の貴重な自然に触れる中で自然の素晴らしさを味わい、自然を身近に感じる体験でしたが、雨天のため為、小学校構内学習となりました。
 3年生4クラスに①兵庫・水辺ネットワークの碓井先生がため池の植物、②江井ヶ島土地改良区の﨑野理事長がため池を知ろう、③明石のはらくらぶの丸谷さんが身近な自然の素晴らしさ、④明石市環境部の植田さんがため池の生物、県民局の福田さんがコウノトリについて講義を行いました。
 子供たちには、ため池の持つ危険な部分を教え、積極的にため池を教材として活用して行くことは、子供だけでなく家族や地域のため池に対する意識向上につながりますので、ため池の適切な管理や、一つでも多くのため池を、より良い形で未来に残す上でも「総合的な学習の時間」の果たす役割は大きいように思います。
 大久保南小学校では、「心の故郷プロジェクト」という取り組みの中で、子どもたちに愛校心を持ってもらおうと平成27年2月に、「ゆりのきミュージアム」が創立されました。会議室を利用して、学校の歩みや地域の歴史なども含めて掲示しています。卒業生が教室にタイムカプセルを残しています。子どもたちに寄り添った形で、心に残る体験活動が出来ればとのこと。東播磨県民局地域振興室水辺地域づくり担当内の『いなみ野ため池ミュージアム運営協議会』としては、「ミュージアム」繋がりで親近感を感じます。

【参考】
・東播磨県民局から、ため池探検ノートを、ため池学習のため事前配布しています。
 (コンパクトに まとめられています。生物名の写真下に四角:□があるから確認したら☑チェックしてね。)
・大久保南小学校付近は、昭和の時代には、明石市の海岸部は地場産業として瓦工場がたくさんあったようです。
 そのような地場産業を活かすために、校舎の屋根は瓦を使用しているらしいです。

 東播磨県民局:福田、ITM:髙見

 

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