MITA通信

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❝太陽が最も空高くなる日の田植え❞ 阿弥陀小学校(5年生)田植え体験学習

2021.6.21

                  令和3年6月21日(月曜日)10時~11時15分

三日前に、市ノ池公園で阿弥陀小学校の3年生が、環境学習(ため池周辺の植物・コウノトリ・ため池の管理)があり、今回は5年生が田んぼビオトープ(皿池北側)で田植え体験学習を行います。
 参加児童数なんと97人。テーマは昔の方法で田植えをする。阿弥陀8地区ため池協議会が担当。今回は、特に段取りなど順序良くできるかが要求されるところです。一番大事なのは、怪我をしないこと。
 阿弥陀8地区ため池協議会方たちが、子供たちに苗を持って植え方を説明し、田植えが始まりました。縄を張ってこれに沿って植える縄植(なわうえ)法を採用しています。

 子ども達は、おじいさん、おばあさんが手で植えていた頃の田植えを行います。地域の方がひもを張った甲斐もなく、役員の方が「曲がっていっとるやないか」と笑っておられました。自分の指した苗だけが並んでいるんだけどね。これも経験。
 この田植えは、地域の方との米作りをとおして、地域の自然や環境に関心を持ち、地域の方の努力や思いを知り、地域への誇りを持つ子どもを育成することや、自ら疑問を見つけたり,解決したりする力も育成できるはずです。
 先週、明石市の小学校でも大盛況でした。泥の感触、イネの固さ、足を取られる感じ、どれも、普段では体験できないことばかり。お米を食べるとき、感慨深いはずです。(まだ、5年生で感慨深いはないか(笑))
 
高砂市上下水道部からは、田植え後の足を洗うため、散水車が出動。これは大助かり。
 東播磨県民局からは稲岡さん、いなみ野ため池ミュージアムの髙見、役員の方たちと子供たちの植え残しの田植えをお手伝いしました。作業して解るのですが、照り返しが眩しく顔が火照ります。沢山の豊年エビが目の前を泳いでいました。今年は「豊作」になります様に。
 植えた苗は、10月収穫となりますが、今のところ稲刈り体験日程は未定とのこと。

【反省】
 出来れば、女児童が着替えられる衝立でもあれば良かったかな。
 地元役員さんの最後のお話が着替えが気になって耳に入らなかったね。残念。
 次回の課題ということで。

【参考】
 田んぼの大きさは約1反3畝(1,280㎡)、お米の品種はヒノヒカリ
 手植えは、普通10アール当たり約30時間を要します。
 田植え機なら10アール当たり12時間。

                            東播磨県民局:稲岡・ITM髙見

 

 

 

 

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