MITA通信

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「水資源・環境学会」参加報告

2011.3.6

 神戸学院大で「水資源・環境学会」がありました。
 いなみ野ため池ミュージアム運営協議会関係で、加古川流域土地改良事務所の森脇主幹から「東播磨地域におけるため池保全の取り組みについて」発表がありました。兵庫県のため池事業に関わる歴史、これまでのミュージアムの展開、今後の課題が語られました。
 ミュージアムの今後の課題は、運営協議会の自律にあります。そのためには、それへの具体的なステップを協議の中から指し示していく必要があると思います。

神戸学院大の学生で長尾さんからは「カイボリから見たため池と地域住民との関わりについて」発表がありました。発表者は、カイボリ(池干し)やっている地域とこれまでやられてこなかった地域をフィールドワークし、カイボリを継続的にやるための必要条件を明らかにしました。また、そのためにはミュージアムのコ―ディネータ―的役割が重要になると言っています。
 この研究をさらによりよいものとするには、具体的にミュージアムが地域に対してどう関わり、動けばいいのかサジェスチョンができればよかったと思います。

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