MITA通信

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天満大池 東屋開所式&環境学習(アサザの植え付け)

2015.6.9

県内最古のため池『天満大池(稲美町)』で、東屋の開所式と天満東小学校児童による環境学習(アサザの植え付け)が行われました。
東屋には、同小の児童が描いた『天満大池とアサザの絵』が天井に展示され、天満大池の古地図などが池側の壁に展示されています。野鳥観察小屋としての役割もあり、当日は野鳥観察会も行われました。
この日は開所記念品として、地元の方々で作った、紅白の餅『赤米とはりまもち』が参加者に振る舞われました。
また、環境学習では、同小3年生45人が、例年取り組んでいる、絶滅が心配されるため池の浮葉植物『アサザ』の苗植えに挑戦しました。子どもたちは膝まで池に入り、手や足で池の底に穴を掘り、苗を一本一本丁寧に植え付けました。曇空で池の水は冷たさを増していましたが、楽しそうに肩まで浸かって苗を植えている子どももいました。
魅力を増した天満大池の姿を参加者全員で喜びあいました。

※『アサザ』とは、兵庫県レッドデータブックBランクにも選定されている水生植物で、初夏から秋にかけて、かわいい黄色の花をつけます。この天満大池では、天満大池土地改良区、天満大池ため池協議会、アサザを育む会を中心に保全活動が行われ、アサザを守り育てています。

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