原大池(はらおおいけ)

原大池(はらおおいけ)
原大池の誕生
今から約530年前の文禄年間(西暦1592年~1596年・安土桃山時代)に魚橋(高砂市阿弥陀
町魚橋)の神吉九太夫という豪族が築造したと伝えられています。
超貴重!円筒分水
ため池の水を5つの集落に公平に分けるため、円形の形をした分水施設があります。
分水の配分は、横大路700石、原500石、成井200石、永室・西牧各185石と、水田面積や収穫量に応じて昔に決められたことが今も引き継がれている。池ができた当時は分水石というもので水を分けていたました
今も続く伝統神事
毎年5月に樋抜の儀と呼ばれる神事があります。
7月には弁天様のお祭り(神事のみ)があり、五穀豊穣を祈願しています。
みどころ
堤防から八幡宮のある宮山などの志方南部の眺望が楽しめます。春にはため池南側の洪水吐から日吉神社にかけて咲き乱れる桜は見事で見る人を楽しめせてくれます。
イベント
毎年6月下旬にため池協議会主催のカヌー体験イベントを実施しています。地域の多くの人が参加しています。