序章第1章第2章第3章第4章いなみ野ため池ミュージアムの概括ご意見・ご提言
いなみ野ため池ミュージアムは、みんなで力をあわせ、ため池や水路を中心として、
自然文化財産やこれをはぐくんだ人々の営みなど東播磨のすばらしい「ため池文化」
を次代へ確実に引き継いでいくとともに、それを核に、地域全体を"まるごと博物館"と
見立てて魅力いっぱいのふるさとづくりを進めていこうというものである。
●概要
■エリア
 ・ 兵庫県東播磨管内3市2町(明石市・加古川市・高砂市・稲美町・播磨町)及び隣接地域
■展開方法
 ・ "地域まるごと博物館"というエコミュージアムの手法を活用する。

エコミュージアムとは・・・
 1960年代にフランスのジョルジュ・アンリ・リヴィエール氏が考え出した活動。
 建物のなかに展示するこれまでの博物館とは異なり、自然や風景、建物など有形のものはもちろん、地域の産業や住民の生活など無形のものも含めた、あらゆる地域資源を対象とするもので、"地域全体が博物館"という思想に基づいた地域づくり活動である。
 
■いなみ野ため池ミュージアムは、地域の人々が主役となってため池を守り育てていくことで、地域への愛着や誇りをはぐくむもの。加えて、さまざまな地域資源を活用しながら、多面的・重層的に展開することによって、地域の魅力を高めるもの。そこで、右の方針に沿って、構想の具現化に向けた展開方策を検討していく。
〜いなみ野ため池ミュージアムの基本方針〜
地域資源の発掘・活用と次代への維持継承
〜地域資源の発掘に努め、次代へ確実に手渡してゆく
地域の魅力づくりへの展開
〜地域資源をいかした住民主体の多彩な魅力づくり・コミュニティづくりを進める
多様な主体の参画と協働の仕組みづくり
〜行政と地域住民をはじめ、多様な主体の参画と協働が容易に図れる仕組みを構築する
●展開のストーリー
■地域資源の保全と創造
 ・ 歴史に培われた東播磨固有の「ため池文化」を風化させることなく、そこに住む人々が守り、地域外の方々
  とともに学び、そして、新たな「ため池文化」を創造していくことによって、地域の活性化を図る。
■地域資源のネットワーク
 ・ 中核施設と地域資源、地域資源と地域資源を有機的に結ぶ散策路を効果的に配する。
 ・ さまざまな地域資源の個性を組み合わせ、その相乗効果により、さらに魅力をアップさせる有機的連携を
  図る。
■ミュージアム活動の実践
 ・ ミュージアム活動は、「いなみ野ため池ミュージアム」において最も重要な要素である。
 ・ ミュージアム活動は、ため池をはじめとする地域資源の「発掘」「保存」とともに、「展示」「普及啓発」「調査
  研究」などを柱とし、各機能が相互に連携しながら、その実践活動を繰り広げていく。
 
【地域資源のネットワークのイメージ】
 
地域資源
 対象を「ため池」と、それに関連深い施設・史跡・水路・散策路など「ため池以外」に区分する。
中核施設
 ミュージアムの玄関口としての案内機能を有する。
ゾーニング
 ミュージアムの展示施設をテーマにより分類し、その特性が集中する区域(ゾーン)を明確化する。
散策路
 それぞれの地域資源を特性別に結び、その魅力を複合的・重層的にPRしていく。
連絡路
 各ゾーンを円滑に結び、地域全体の有機的連携を図る。
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いなみ野ため池ミュージアム推進実行委員会 (兵庫県・明石市・加古川市・高砂市・稲美町・播磨町)