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序章
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第1章
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第2章
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第3章
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第4章
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いなみ野ため池ミュージアムの概括
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ご意見・ご提言
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●東播磨地域とため池
■概況
・ 東播磨地域は、明石市・加古川市・高砂市・稲美町・播磨町の3市2町からなる。
・ 東播磨地域の気候は、温暖で降水量が少ない瀬戸内式気候に属している。
・ 明石川から加古川に至る「印南野台地」は、古くより水に悩まされ、水を得るための技術が発達し、
ため池等が整備されてきた。
■歴史に培われた固有のため池文化
・ 東播磨地域で水の確保が比較的容易となったのは、林崎掘割や新井水路など、河川から水を引き
ため池に水を蓄える技術を取り入れ始めた江戸時代になってからである。
・ 明治時代以降、印南野台地をかんがいする淡河川疎水や山田川疎水などの水利開発により、日本
有数のため池密集地となった。
・ ため池群や水路網は独特の景観を醸成し、祭事や伝統行事等、東播磨地域ならではの固有の
「ため池文化」を培ってきた。
■水辺にはぐくまれた多様な生態系
・ 東播磨地域には、ため池・水路など、生き物の生存にとって不可欠な水が豊富にあり、多様な生き物
が生息するエコトーン(生態推移帯)を形成している。
●多面的機能
・ 近年、農村地域の役割の多様化に伴い、ため池本来の機能である農業用水の確保に加えて、洪水を
一時的に貯留する機能や、動植物の生息空間・地域住民のうるおいとやすらぎ空間・地域の子どもたち
の情操教育空間の提供など、さまざまな面において重要な役割を果たしている。
●光と影
■顕在化する諸課題
・農業従事者の高齢化や兼業化等により、ため
池の維持管理を適正に行うことが困難な状況と
なり、ため池のかい廃も進んでいる。
・家庭雑排水の流入やゴミなどによる水質汚濁、
また、外来種の進入により自然環境が悪化して
いるため池も見られる。
・ため池や水路とのかかわりが少ない住民が悪
いイメージを抱く傾向にあり、その存在を身近
に感じていない住民も多い。
■地域づくりにかかわる社会的な動向
・なじみ深い農業水利遺構の保全活動やため池
の動植物観察・調査など、ため池や水路を守り
育てる地道な取り組みが各地で進められている。
・散策やレクリエーションの場としてのため池の活
用や環境美化への取り組みなど、「多面的機能」
への理解が深まり、関心が高まりつつある。
・価値観の多様化・個性化等が進んでいくなかで、
自然とのふれあいや土に親しむ暮らし、美しい景
観や快適な環境を求める社会的ニーズが高まり
つつある。
●関連する構想や計画の動向
■上位計画・構想・市町総合計画等との整合・連携
ため池の有する多面的機能の十分な発揮と、機能維持に向けた管理活動の展開が強く求められているなかで、東播磨地域においては、各般のため池にかかわる構想・計画等が展開されてきた。
県域・広域圏での上位・関連計画
東播磨管内3市2町の上位計画
・兵庫県ため池整備構想
・ひょうご農林水産ビジョン
・東播磨地域ビジョン
・東播磨南部地域ため池保全整備構想
ため池や水路を中心に、東播磨の自然・歴史・文化・生活など地域空間そのものの保存・育成・展示を図り、そのことを通じて、地域社会全体の発展に寄与していく
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いなみ野ため池ミュージアム推進実行委員会
(兵庫県・明石市・加古川市・高砂市・稲美町・播磨町)